法人成りした翌月から1年が、最も資金繰りが詰まりやすい時期だ。儀式を終えた高揚感の裏で、現金は3つのパターンで消えていく。
パターン① 役員報酬の決定が遅い
法人成りから3ヶ月以内に役員報酬を決めないと、損金算入できず税金が増える。「とりあえず月50万」で決めず、年間の事業計画から逆算して決定する。
パターン② 社会保険料の想定不足
個人事業主時代の国保より、法人の社会保険料は重い。役員報酬30万なら、月額9万円の社会保険料(本人+法人折半)が固定で出ていく。半年分の運転資金は別建てで確保する。
パターン③ 先払い経費の集中
サーバー・ドメイン・会計ソフト・各種サブスクの年払いが法人成りと同時に発生する。「月払いに切り替えられるもの」を法人成り前に整理しておく。