銀行は決算書を「過去の成績表」としては見ていない。「来期の貸し倒れリスク」を測る道具として見ている。3つの見せ所を知るだけで、融資判断は変わる。

見せ所① キャッシュフロー計算書

売上と利益が伸びていても、営業CFが赤字ならビジネスモデルを疑われる。投資CF・財務CFと合わせて、現金がどう動いているかをストーリーで説明できると評価が上がる。

見せ所② 借入金推移と返済能力

総借入額より「営業CFに対する返済比率」が見られる。30%以内に収めるのが目安。返済能力の計算式を経営者本人が説明できるかも、銀行員のメモに残る。

見せ所③ 経営計画書との整合

決算書単体ではなく、3年計画との整合が問われる。前年計画と実績の乖離を、後付けでなく事前に説明する経営者は、銀行にとって希少だ。